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2018年にリリースされた、J.S.バッハ無伴奏ヴァイオリンソナタ&パルティータのCDの批評が、各音楽誌に掲載されました。
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インタビュー掲載誌
- 2021年10月18日
- 新刊の書籍「直伝!素顔の巨匠たち」
愛弟子が語る弦楽器の名演奏家38が、音楽之友社より発売されました。
(定価:1600円+税)
歴史に残る38人の伝説的な巨匠たちに師事した、現役アーティストたちの「証言」!
土田越子が、恩師である巨匠ノーバート・ブレイニン(アマデウス弦楽四重奏団リーダーであった)について語ったインタビューが4ページにわたって掲載されています。好評発売中!
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- 2020年4月号
- 「音楽の友」4月号(音楽之友社刊)にインタビューが掲載されました。
連載 巨匠たちの「技」と「心」− 神は細部に宿る
テーマ :第27回 「ノーバート・ブレイニン」
ゲスト=土田越子
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- 2011年7月3日
- 四国新聞 記事
- 2011年5月28日
- 読売新聞 香川新音楽事情
- 2010年6月号
- 「音楽現代」(芸術現代社刊)インタビュー 「音楽現代」のページへ>>
- 2009年10月号
- 「音楽の友」(音楽の友社刊)People 「音楽の友」のページへ>>
- 2009年10月号
- 「音楽現代」(芸術現代社刊)プレビュー・インタビュー 「音楽現代」のページへ>>
- 2009年9月10日
- 「音楽アラカルト」に「土田越子 ベートーヴェン ヴァイオリン・ソナタ全曲演奏会Vol.3」が紹介されました。
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- 2008年9月号
- 「音楽現代」(芸術現代社刊)プレビュー・インタビュー
ヴァイオリニスト 土田越子さんに訊く - 2008年4月号
- 「音楽の友」(音楽の友社刊)Una Voce
満を持して、「ベートヴェン ヴァイオリン・ソナタ全曲演奏会」をスタート - 2005年5月号
- 「音楽現代」(芸術現代社刊)インタビュー
- 2005年5月号
- 弦楽専門誌「ストリング」インタビュー
「どんなに世の中の情勢が変わっても、音楽は普遍的なもので不滅です。」 - 1996年6月号
- 弦楽専門誌「ストリング」(レッスンの友社刊)ストリングインタビュー
新聞に掲載された記事(主なもの)
- 1987年より多数掲載されている
- 2005年12月29日
- 四国新聞 ザ・コンサートレビュー
- 2005年12月10日
- 読売新聞
- 1999年5月9日
- 四国新聞「夢 21世紀にはばたく」D
- 1996年10月
- 朝日新聞 他
本人の随筆
TVでの演奏&インタビュー など
- NHK-TV RNC西日本放送 KSB瀬戸内海放送に出演 他
Radio出演(演奏)
- NHK-FM「名曲リサイタル」 2010年8月28日(土)19:20〜21:00放送
- ヴァイオリン:土田越子 (ピアノ:藤井一興)
演奏曲目
ベートーヴェン:ヴァイオリン・ソナタ第7番ハ短調 作品30第2から 第1楽章、第2楽章
ベートーヴェン:ヴァイオリン協奏曲断章ハ長調
エルガー:朝の歌 作品15第2
収録の内容はこちらへ >> - NHK−FM「土曜リサイタル」 1996/3/2放送
- バッハ:ヴァイオリンとチェンバロのためのソナタ第3番 ホ長調
シューベルト:華麗なるロンド ロ短調 作品70 D895
チャイコフスキー:憂鬱なセレナード 変ロ短調 作品26 - NHK−FM「FMリサイタル」 2000/2/24&2/25放送
- スメタナ:ピアノ三重奏曲
- Radioスイス・ロマンド 1991年放送
- モーツァルト:ヴァイオリンソナタ 変ロ長調 KV378
- BBC Radio 1991年放送
- ロンドンでのリサイタルより
演奏会の批評(音楽誌に掲載されたものから主なもの抜粋)
- 「音楽の友」 2010年7月号掲載 ベートーヴェンヴァイオリン・ソナタ全曲演奏会Vol.4批評
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土田越子が08年から開始した「ベートーヴェン・ヴァイオリン・ソナタ全曲演奏会」(全4回)の最終回。大作曲家のツィクルス完結を前に、何を思う。そう想像しながら開演を待ったが、土田は晴れやかな表情で登場し、その足取りからすでに音楽は始まっていた。「ソナタ第2番」は第1楽章の弾んだリズムの細部の細部まで注意が払われていて、しかしそれはけっして理屈っぽいものではなく「楽譜の在りのままを正しく表現」したにすぎない。それを愉しく聴かせる土田の技量には恐れ入る。第3楽章の音色の配色は知的で、なるほどと膝を叩く。続いて「ヴァイオリン協奏曲断章」は、作曲家が書き止った259小節までを演奏。未完の余韻が逆に作品の息吹を醸し出す。最後は「第9番《クロイツェル》」。こちらは気負ったか、冒頭では呼吸と第1音にズレ(迷い?)を感じた。徐々に集中が増し、土田らしい美音と見事な解釈で語り、第2楽章の各変奏も練られた名演。全編、随所にアイディアも見えるのだが、ピアノの藤井一興が少々粗く、若干噛み合わない部分が惜しい。アンコールの「ロマンス」op50は絶品。祝、完奏!(5月30日・東京文化会館<小>) 」
上田弘子氏
- 「音楽現代」 2010年8月号掲載 ベートーヴェンヴァイオリン・ソナタ全曲演奏会Vol.4批評
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「土田越子がベートーヴェン/ヴァイオリン・ソナタ全10曲に挑むシリーズも最終回を迎えた。ピアノはベテラン藤井一興。前半はまずこのシリーズ9曲目のソナタ第2番イ長調。まだモーツァルト時代のヴァイオリンの助奏付きのピアノソナタの名残りを持つ曲だけに両者の生み出す沸き立つような愉悦と活き活きした浮揚感が素晴らしい。楽聖の知られざる佳曲である第2楽章の嘆きも落ち着いた色彩感で心に染み入り、フィナーレは典雅で品が良く、流れの良い名演だった。次は土田の挨拶と解説に続き、若きベートーヴェンの未完成作品であるヴァイオリン協奏曲断章ハ長調WoO5がピアノ伴奏版により259小節まで演奏された。
後半は定番、ソナタ第9番イ長調「クロイツェル」。あまり大風呂敷は広げなかったものの、両者のシンフォニックな激突が火花を散らし、見事にチクルスの掉尾を飾った。アンコールももちろんベートーヴェンで、メヌエット・ト長調。(5月30日、東京文化会館小ホール) 」浅岡弘和氏
- 「音楽現代」 2009年12月号掲載 ベートーヴェンヴァイオリン・ソナタ全曲演奏会Vol.3批評
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「前半はまずシリーズ7曲目となるソナタ8番ト長調。土田のヴァイオリンは多彩な表情を持ち、実に雄弁でアグレッシヴだ。この愉悦に満ちた第一楽章で最も重要なスパッとしたフレーズの切り方も天下一品。熾烈で小股の切れ上がったようなキリッとしたセンスの良さも見事で、フィナーレもこの曲の理想的な名演となっていた。次は土田の挨拶とトークを挟んで二つのロマンス。典雅にしっとりと弾かれたト長調に続き、ヘ長調も歌心と詩情に溢れた魅惑的な演奏だった。後半は傑作ながら滅多に演奏されることのない第10番ト長調。静謐の窮みのような第一楽章といい、土田の演奏は知られざるベートーヴェンの魅力を天衣無縫の境地で存分に解き明かして行く。」
浅岡弘和氏
- 「音楽の友」 2009年12月号掲載 ベートーヴェンヴァイオリン・ソナタ全曲演奏会Vol.3批評
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「幕開けは第8番。3つの楽章のうちでは、アーティキュレーションもなめらかでダイナミクスも適切にコントロールされた第2楽章が白眉。「ロマンス」は音色そのもので勝負する曲だけに、ソナタとはまた異なる難しさがある。ことに、ピアノ伴奏で演奏する場合はヴァイオリンが裸になるこわい曲。その意味で、弾き手にはみかけ以上の負担を強いられるプログラムだが、聴き手にはソナタの合間の気分転換として美しく響いた。後半の第10番では、弓をたっぷりと使い、かつ綺麗に返して歌われた緩徐楽章が立派。フィナーレもアゴーギグに細心の注意が払われていて、最後を一気に締めたコーダも聴き応えがあった。」
萩谷由喜子氏
- 2008年
- 12月号 音楽現代(王子ホール:ベートーヴェンシリーズ)
- 2008年
- 7月号 音楽の友(王子ホール:ベートーヴェンシリーズ)
- 2005年
- 音楽の友
- 2004年
- ショパン
- 1998年
- 音楽の友、音楽現代
- 1997年
- 音楽現代
- 1996年
- 音楽の友、音楽現代
- 1992年
- 音楽の友、音楽現代
- ほか多数
最近の演奏会批評より抜粋
■2008年音楽現代 【全文】
「土田のヴァイオリンを、九二年のデビュー以来、折りに触れ聴き続けてきた筆者にとって、今回のベートーヴェン演奏ほど、彼女の美質に適い、現在持てる実力を発揮したパフォーマンスはないように思われた。もともと独墺のレパートリーに心を寄せていた彼女だが、ベートーヴェン作品の端正な形式の中に込められた溢れんばかりの進取の精神、フレッシュな楽想を、確立された自身の音と構築性で見事に表現したのだ。
すっきりとした流れに豊かな抑揚が加わり、こくのある響きが聴衆を堪能させたに違いない。
若書きの第1番、気力の充実した第4番もよかったが、当夜の白眉は第5番「スプリング・ソナタ」だった。ここで彼女は一層自由闊達に歌い、さらにきりりと引き締まった造型を聴かせていた。「クロイツェル」など、今後の展開にも心が躍ってくる。アンサンブル・ピアニストの領域を超えた優れた仕事ぶりを見せる加藤洋之にも拍手。」
(音楽現代2008年12月号・保延裕史氏)
■2008年音楽の友 【全文】
「桐朋学園大、英国音大大学院で学び、帰国後はソロのみならず、室内楽でも名手のひとりと高評を得ている土田。このたび、ヴァイオリニストにとっては真価を問われる怖い企画でもある、ベートーヴェンの「ヴァイオリン・ソナタ」全曲演奏会をスタートさせた。全4回で、初回は第6、3、7番を。
開始の「第6番」は、ピアノともども安全運転で、探っていくように音楽を進めている感。なので音楽の表現の幅が狭く、音も時折り音楽というより物理的な音になってしまっていた。第3楽章あたりからグッと音楽の温度が上がり、ヴァリエーションの愉しいこと。
続く「第3番」はプロフェッショナルな佇まい。学生時代から光っていた土田の技巧はキャリアとともに練られ、何とも奥深い音の中には物語がある(特に第2楽章)。ピアノの加藤洋之もベーゼンを巧みに鳴らし、「第7番」では土田と立体的に創っていく。静かに熱い土田のボウイングに、このソナタの魅力を再認識。」
(音楽の友2008年7月号・上田弘子氏)
■1998年音楽現代
「持ち前の張りのある美音と、のびやかな歌ごころを描き出して、(中略)…演奏曲の中では緊密な構成と推進力で圧倒的だったバッハが最高。ホールの張りつめた空気の中で、豊かに肉付けてゆく立体的な造型感は比類ないものだった。」
■1998年音楽の友
「自由な表現と磨きのかかった音は美しく魅力的であった。作品全体を見る目も確かである」
■1997年音楽現代
「まずその気迫に驚かされる。それは凛々しさと言うべきか。ただ突き進むのではない、あたりをはらう気品がそこに加わっている。」
■1996年音楽現代
「土田越子のヴァイオリンの美点は何と言ってもその音色だ。それも芯の強さからくるしなやかさだと思う。優雅さやはがねのような力強さがいとも自然に産み出されてくる。」
など
ディスコグラフィ
メディア:CD
タイトル:Etsuko Tsuchida Live Collection 2CDs
土田越子 ライブコレクション
制作:U1Project
\3,500(2枚組)
カザルスホール・キリスト品川教会・高松テルサホールでのリサイタルのライヴ録音 ほか。
曲目:CD1 | ドビュッシー(シュアネル編):小舟にて |
ドビュッシー(ロック編):レントよりおそく | |
ベートーヴェン:ヴァイオリンソナタ第5番「スプリング」 | |
バッハ:ヴァイオリンとチェンバロのためのソナタ第3番ホ長調 BWV1016 | |
シューベルト:華麗なるロンド ロ短調 作品70 D895 | |
チャイコフスキー:憂鬱なセレナード 変ロ短調 作品26 | |
CD2 | バッハ:無伴奏ヴァイオリンパルティータ第1番 ロ短調 BWV1002 |
ベートーヴェン:ロマンス ヘ長調 | |
シマノフスキー:ロマンス 作品23 | |
ブラームス(ヨアヒム編):ハンガリー舞曲 第15番 イ長調 | |
シューマン:ヴァイオリンソナタ 第1番 イ短調 作品105 | |
クライスラー:ボッケリーニのスタイルによるアレグレット | |
ドビュッシー(ハイフェッツ編):美しき夕暮れ | |
エルガー:愛の挨拶 |