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F字孔は、ヴァイオリンの表板にあるFの文字に似たサウンドホールのことです。このページは私のメッセージやエッセイを書いてゆくページです。

EXTON・オクタヴィア・レコードより、ファーストアルバム「バッハの無伴奏」のCDがリリースされます

まだまだ寒い気候が続いております。
しかし梅のつぼみはふくらみ、少しずつ春に近づいています。

2018年2月21日にオクタヴィア・レコードEXTON(エクストン)レーベルより、私のファースト・アルバムがリリースされます。
曲目はJ.S.バッハの無伴奏ヴァイオリンのためのソナタ第1番、パルティータ第2番(第5楽章にシャコンヌがある)、パルティータ第3番、の3曲です。
以前からバッハの録音は体力も精神力も充実しているときにと願っていました。
オクタヴィア・レコードの江崎プロデューサーからバッハの無伴奏で録音しよう、と大きな勇気と支えを与えて頂き、今回この録音が実現しました。
夏の暑さの残る昨年9月初旬、神奈川県の相模湖交流センターにて3日間レコーディングしました。ホールの外は小雨が降る天候で相模湖にはうっすらと霧がかかり幻想的でした。
響きの良いホールで貴重なレコーディングが出来、CDが完成し、上田弘子氏の賛辞もいただき、
大変嬉しく思っております。江崎プロデューサーをはじめオクタヴィア・レコードの皆様に感謝の気持ちを述べたいと思います。
ヴァイオリン曲の最高峰「バッハの無伴奏曲」は、私にとって今日まで最も多く演奏してきた曲のひとつであり、いろいろな長い年月を経て、この作品には私は特別な思いがあります。
その思いもこのCDから感じて頂けますと嬉しいです。
一人でも多くの皆様にこのCDを聴いていただけますことを願っております。

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2018年2月
土田越子